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blueskyの明日は何処へ

Yukaryavka's Bluesky Account

Bluesky - @Yukaryavka

招待制実施期間中の時点で情報を掴んではいましたが、とうとう一般登録が解禁(正確には公式PDSであるbsky.socialが解禁されただけ)されましたね。 わざわざ招待コードを求める程にはSNSに入り浸っていない201x年からの準古参ユーザーなので解禁情報を確認して即飛びついたので軽く紹介と利用する上での利点や懸念点をざっくりと

※具体的な機能紹介は既に多数見受けられるのでざっくりとした解説のみです

Blueskyの利点について

X(旧:Twitter)で問題となった「インプレ概念・インプレゾンビ・有料サブスクリプションによる認証済み」概念無し

言うまでもなく。ただしこれからの舵切り次第でどうとでも変化してしまうので少なくとも"記事を書いた現時点"ではという事をお忘れなく。

カスタムドメイン認証によるユニークネームの使用

"アカウント名@bsky.social" の "bsky.social"部分を自身でドメインを契約しているユーザーであればDNS:TXTレコードに設定時に指示されるレコードを追加するだけで変更出来ます。ドメインの特性上、本人確認にも利用(※)でき、有料サブスクリプションで認証バッチを付与する何の役にも立たないXのようなシステムよりは遥かにマシです。ただ、ドメインについては全く運用方法や本来の利用目的を知らないユーザーが認証の為だけに購入するのは技術者としてはオススメしません。ドメイン自体はかなり色々な事に応用や下手をすると悪用もされかねない代物でもあるので、もし取得する気なら正しく運用方法を身につけるべきでしょう。ちなみに個人名義契約の場合、今のところCloudflare以外選考する必要はないです。お名XXX【自主規制】のような国内業者は全て見なかった事にしましょう。

(※)Cloudflareの場合、"WHOIS redaction"サービスが標準適応される為、自主的に公開する手続きをしない場合はWhoisの情報が全て【REDACTED】になるので情報が公開されていない場合は厳密に本人確認をするという意味では若干弱いですが

Cloudflare Doc - WHOIS redaction

モデレーションリスト(公開型 共有ブロック/ミュートリスト)

シェア可能なブロック/ミュートリスト機能あり。個人アカウント単位で作成できるので、迷惑系でないアカウントをまとめたリストも作成出来てしまいますが...そこは各々の裁量次第という事でしょう。

フィード機能

リストともまた違うフィード機能です。フィード作成者が検索条件をあらかじめ複雑に設定して以下のようなサービスやツールを用いて自身のアカウントに追加できます。個人アカウント、特にクリエイターであれば自身の活動記録やハイライト・ポートフォリオをまとめておくと良さそうですね。

// Web上で簡単に作成するなら

Skyfeed - Real-time app for Bluesky with a powerful Feed Builder.

// 公式ツールを用いる場合

Github - bluesky-social/feed-generator

Blueskyの懸念点

今後の分散システム本格化に伴うアカウントやインスタンスやTLの扱いの変化による瓦解

Bluesky - bryan newbold@bnewbold.net / プロトコル開発者による分散システムの図解
上記リンクにAT Protocol開発者による分散システムの図解が乗ったポストを貼っておきましたが、ざっくりと言うなら、今後のアップデートで分散機能が本格化するとMastodonでもあったような分散機能(Blueskyで接続しているbsky.socialが公式PDSの1つなので今後このPDS以外への接続先の選択肢が増える = システム分散)が本格化するようですが、その際に互いのPDS間を繋ぐ"連合機能"がどのように機能するのかが鍵となっており、この方向性次第では一気に瓦解する可能性もあるということでしょうか。特にMastodonであったようにインスタンス間の繋がりが希薄になり、Twitterのような全世界のユーザーが1箇所に居るという体験そのものが出来なくなればここは一気に廃れるでしょう。

Xよりも少々複雑に見えてしまうアカウント管理手法や機能への理解が浅いユーザーが多い

個人的にはリテラシー能力がある程度ある方を対象とすべきという考えがあるので、問題にはならないと思いたい所ですが...既にセンシティブ関連の仕様を誤解するユーザーが現れているので、そういったユーザーによる誤解された悪評が伝染してしまう事も問題の一つでしょうね。

開発者達の方向性や公式発信が目立ちにくい

Twitterの初期と同じように日本のサービスではないので今後の方針や展望といったビジョンが海外ユーザーである我々日本人にとっては把握しづらいでしょう。一応公式ブログはありますが

Bluesky - Official Dev Blog / The latest from Bluesky
最も、利用しようと思った時点でその辺りは覚悟の上で参加すべきでしょうが、そうもいかないのがSNS...なんでしょうかね。

あとがき

こんな所でしょうか。私としては201x年代の懐かしいTwitterのような雰囲気でやれるのでファーストインプレッションとしては上出来だったと思いますが、全てはAT Protocol含めた開発者達次第なので、しばらくは様子見ですね。ただ、イーロンに汚染されたXよりは確実に良い場所になるポテンシャルは、明らかに既存Twitter民の需要に見合わないインスタの据え置きである"Threa..."なんとかや、LINEテイストで内輪ノリがキツイMis...なんとかよりはあると思っています。今後に期待ですね。