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>移行元 Twitterモーメント
2288.1.28
>Time: 夜
映像ログ - 「Vault 111」再生中です
「まさかこんな簡単に開くなんて...」
地下鉄の時のようなセキュリティシステムは一切なくエレベーターも分厚いドアも勝手に稼働して入れてしまった。もしかして...罠? だが生命反応はラッドローチと呼ばれる外でも見たことのあった生物だけ。人間の気配はどこにも検出されない

Vaultにまだ生きているターミナルを見つけた。そこにはここで行われていた実験と"事情を知っていた側"の人間達のログが残されていた。冷凍保存による人間の観察ね... Vault-tec... いくら奴らと協力関係にあった会社とはいえ、コイツらも同じ人間相手に...反吐が出るわ。




先に進むと記録されていたログの通り、冷凍保存用容器と思われるポットが並ぶルームを見つけた。中では氷漬けとなった人間達が居る。近くのターミナルを調べてみたが皆、窒息死しているようだ... このポットだけ開いてる? 誰か逃げ出せた人が居るのかしら?




でもVaultの入り口の扉は開いていなかった。まさか... 周囲の探索を進めて発電機室と思われるルームに入った時、あるものが目の前に現れた...
映像ログ「Vault 111の住民」...再生を開始します
Vault内を隅々まで探索したが、特に何も無かった。誰かが潜んでいるわけでもなく。状況から察するにあの死体がポットから脱出した人間だったのだろう。あのテープに記録されていた音声は一体なんなの? とりあえずこれで撤収だ。外に出ると星空が街全体を綺麗に照らしていた

【世界線_794: ノーラの記録 - 1】
日付: 不詳。戦前のデータかと思われる
「ねえ貴方、また奇妙な人形が貴方にって手紙を渡しに来たわ。お礼を言おうとして振り返ったら目の前にはもう居なかったのよ。戦術人形だっけ? 皆あんなようなモノなのかしら?」
「いいや、違うな。というか、その事誰にも言うなよ? 本来は見た事でさえ一般人は知ってはならない軍の規則があるんだからさ。とはいえ、俺がアンカレッジに居た時なんてまだそれのプロトタイプと呼ばれるモノが出てただけだぞ。ほら、博物館でも見たろ?」
「ああ、アレね。正直気味が悪かったわ。」
「おいおい... この前、最新型を見せてもらった時は随分と驚くほどに...おっと。とはいえ、いくらなんでも手厚い対応過ぎるだろ。家族には迷惑を掛けたくないって何度か返信したのにこれだ。全く、あのオッサンは。」
「ねえ、そろそろ時間よ。」
「ああ、わかってる。じゃあノーラ、行ってきます。」
「いってらっしゃい。ネイト」
2288.2.7
>Time: 午前
今はあの爆撃機を見つけた研究所付近に臨時拠点を構えている。最近どうも銃の調子が悪いのか敵に対する攻撃能力が下がっているように感じていた所で私のメモリにまた新たな情報が出現した "MK18" この爆心地エリアにある新たな武器をこれから回収しに向かうわ。調査も兼ねてね




>Time: 昼
爆心地エリアに入った。人間ではここに立ち入るのは厳しいだろう。最もそれは私も例外では無いのだけど。この為にあらゆる放射線への耐性薬を揃えて準備は済ませていた。だが... エリアに進入した直後、天候が変わった。こんな天候は私のデータベースには無い。異質な光景だ。


これは... この爆心地付近でも植物達が根付いている場所を発見した。更に移動したと同時に天候がまた変化した。勿論、あんな危険なエリアを正面突破するつもりはなく迂回する計画で進めていたが植物の生命力の凄まじさには驚いた。しかしこの天候変化現象は...空間が歪んでいる?


>Time: 午後
また荒れたエリアに入った。今の所は天候が安定しているようだ。あの先に見える中心地はもっと酷い状況になっているのだろう。そしてようやく目的地に到着した。こんな所に人間なんて居るとは思えないけど、警戒して進もう。



とても静かね。中で潜んでいたのはラッドローチだけ。後は白骨化した人間の骨のみだった。残されていた資料を見た所、ここはセンチネルサイトと呼ばれる核ミサイルサイロに配属される兵士用の兵舎...らしい。外で見たピラミット型の建物がサイロだったようだ。



目的の武器を見つけた。他の武器保管棚は全て空だった。しかし、何故この情報は突然私のメモリに"現れた"のか。何故ここに1つだけ残されている事を"知っていた"のだろう。アイツが? そんなはずは... それより、このエリアに長く留まるのは危険だ。早々に離れた方が良さそうね

meta info
*Siz's MK18 パニッシャー
メイン武器として使用する予定だったMOD銃がこれ。オフセットサイト対応化も私自ら行っています。 (私はアサルトライフル好きなので、これとMCXがAR系MODで一番のお気に入り)
今後は
MCX: 5.56mm
MK18: .300 AAC Blackout他弾薬
で使い分けする予定
2288.2.7
>Time: 不明
「キャア! なな!? 燃える燃える! 皆、戻って! 早く!」 外はここに入る前の天候から一変し、そこら中で火の手が上がる程の灼熱地獄と化していた。これ程までに荒れ狂うなんて。これが爆心地の本当の恐ろしさという事なのだろう。天候が安定するまでここに留まるべきだ
【映像ログを再生中】
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あれから何日? 外の様子を定期的に確認し続けたが、あの天候は数日?数週間?も続いたのだ。幸いな事に物資も不足せず兵舎という事もあって困ることは無かった。 ようやく天候がマシになり出発したが、あの時のような奇妙な天候に...誰なの!
「トキワミチヌ」
「サレドスギサル」
「オマエハナニモノダ」
2288.2.9
>Time: 夜
謎の声は天候が変化したと同時に止み、日時も正常に測定できるようになった。どうやら2日間あの兵舎に居たらしい。意外にも短かった。体感ではもっと長い時間あそこに居たように感じていたが。しかし、この新たに変化した天候もデータが無い。用心しないと
【映像ログを再生中】
2288.2.10
>Time: 午前
あれから無事に臨時拠点に到着し、あの研究所で一晩を過ごした。これで爆心地を訪れる機会はもう無いだろう。というか、そう何度も調査しに行きたいとは思わない過酷な環境だった。私達はベルチバードに乗り、サンクチュアリへと戻るのであった
【映像ログを再生中】
2288.2.22
>Time: 午前
またサンクチュアリ付近の探索をしながら、最近はとあるモノを建設する為に必要なコンクリートを探していた。そんな中 「...雪?」 環境変動によりどうやら今の雪は積もる事無く灰のように舞い、消えていくらしい。今更ではあるが植物も紅葉という概念は失われてしまっている。
2288.2.25
>Time: 午後
遂に完成だ。これまで異常な天候の間に休める場所はあの狭いAPCしか無かった。以前Vaultに訪れた時に構造物をスキャンして図面を作成していたのをここに建設した。さながら個人用シェルターと言った所か。これで非常時に安心して休める空間が出来た




