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2288.1.11
分割された映像ログをロード中…
「カボット家の物語 - 最終章」 Part1 ~ Part8
「エドワード! 大丈夫!? 意識をしっかり保つのよ!」
「邪魔よ! そこを退きなさい!」
「わかったわ! 奴らを止めないと!」
「...私は」
「...ジャック、貴方を信じるわ。」
「ごめんなさい、お父様。貴方を救うことはもう... 手遅れなんです。どうか、安らかに。」
「うん。気を落としすぎないようにね。また来るわ。」
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2288.1.13
>Time: 午後
あの出来事から3日。あれからダイアモンドシティに戻り、ジャックからの連絡を待ちながらいつもの探索を続けていた。街近くの拠点を往復していると、轟音と共に飛行機のようなモノが私達の拠点を攻撃しにやってきた。 「あれは一体なんなのよ!? どこからやってきたのよ!」

苦労の末、撃墜した。残骸をスキャンしてみた。"ベルチバード" 以前これと同じ残骸を漁っていたスカベンジャーから聞いた事があった。この機体の持ち主はB.O.S.のはずだが乗っていたのはレイダーだった。こんなモノをどうやって手に入れたのかしら? そして... ふむ...これは!

「アルトゥーロ!」
「おお、Sizさんか。今日はなんのご用で?」
「面白い話があるんだけど...(ゴニョゴニョ) ねえ、協力してくれないかしら?」
「ほぉ... 確かにこれは凄いが...」
「ほら、キャップはこれだけあるわ。口止め料も込みよ。」
「...ああわかった。やってみるよ」

2288.1.16
>Time: 午後
ここでの準備は終えた。ジャックからの連絡はまだ無いが、今日私達はダイアモンドシティを離れる事になった。ただ 上手くいけば"すぐに戻って来ることになるでしょうけど" ね? 彼らはまだ生きているだろうか? さあ、戻ろう。アイツの土産が置かれていた"あの街"へ。



>Time: 夕方
最初に信号を辿ってやってきた街 "サンクチュアリ"に戻ってきた。コンコードから安全な地を求めて移動してきた彼らはまだ生きていた。 「ああ! 君か。久しぶりだね。そんな乗り物、一体どこで手に入れたんだい?」
「その話は後でしてあげるわ。ガービーに用があって来たの」



「やあ君か。あれから大分時間が経ったようにも感じる。上手くやって行けていたようだな」
「まずはごめんなさい。あの時は物資も底を尽きかけていた、あなた達に気を回せる余裕が無かったの」
「ああ、なんとなく察してはいたよ。こっちも押し付けがましくすまなかった」

「で、何故ここに戻ってきたんだ? ここにはもう戻ってこないのかと思っていたんだが。」
「あの時、ここの復興を手伝ってほしいって言ってたわよね。見ての通りあれから余裕が出来たの。ここの復興を手伝う為に戻ってきたの」
「本当か? それなら非常にありがたい。恥ずかしながら、実はあれから思うように進んでいなくてね」

「見ての通りさ。建物を修復するにも、新たに建てるのも、人材や技術、道具が足りないんだ。だから食料を集めてはここに戻る毎日が続いていたんだ。」
「いいわ。協力する為に戻ってきたの。ただし手伝うには条件がある。ここに"ベルチバード"の発着場を作らせてほしいの」

「皆、聞いてくれ。コンコードで我々を救ってくれた彼女が戻ってきた。そして、我々への協力と将来のリーダーとしてこの街の本格的な再建と復興をしてくれる事になった。よろしく頼む」
「えーと... まさか指導者まで私に交代して欲しいなんてね。改めて、皆さんよろしく」

2288.1.22
このサンクチュアリの再建を初めてから数日。戦前のデータを用いればこの短期間で随分と作業を進められる。アルトゥーロに頼んでいた、残骸からサルベージしたデータをリバースエンジニアリングした結果を元に作成した設計図も行商人経由で届き、遂に完成した

そう、再建造したのである。ベルチバードを。ただの飾りとか置物とかではなく、実際に稼働する。これでAPCだけでは厳しかった移動もここサンクチュアリを拠点として大幅に広げる事が出来るわけだ。

ベルチバードが完成する数日前ぐらいにジャックからの手紙も届いたので会いに行く前に、他に記録しておくべき居住地の変化を載せておこうと思う。まずはAPCをこのまま野ざらしにしておくわけにもいかないので専用の車庫を作ってみた。簡易的な私物置き場も備えたがこれは移設予定だ。


防衛設備も整えた。ミサイル搭載型の監視塔や、道中で見かけたドローンのデータをベルチバードと同じくスキャンして再構築したモノを配備したり、至るところにタレットを仕組んで侵入者を逃さないような工夫も凝らしてみた。まだ街の外壁がしっかりと建造出来ていないので手を加えるつもり


あとは今ここに居る住民用の仮設バラックや弾薬生産用の簡易工場の試作等、まだまだここでやるべきことは多く残っているが... そろそろ時間ね。


ジャックの元へ早速ベルチバードを利用して向かおうと思う。ただ、ここに無事に帰ってこれるようにまずは地理を把握しているダイアモンドシティ近郊に向かわせて防衛陣地をその場で建設して慎重に向かおうと思う。そういえば、パイロットも運良く既に確保したの。運転は任せたわ。
映像ログ「初飛行」再生を開始します
無事にダイアモンドシティ近郊に降り立つ事ができた。これまでAPCを防衛する際に利用していた組み立て式の構造物を展開すれば、簡易的な基地を展開することも出来る。これで今後はこの連邦のあらゆる場所へ向かうことが出来るだろう



2288.1.22
>Time: 夕方
シティで1泊して買い物を済ませていたら到着が夕方になってしまった。今はジャックが手紙で指定していたあの病院に居る。あの時はカボット邸で会おうと言っていたが、予定を変更して向こうで会いたいと手紙には書かれていた。周辺に潜んでいた賊を片付け、再び病院の中へ

