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>移行元 Twitterモーメント
2288.1.5
>Time: 午後
予定通り、まずは川沿いの道に沿って進む。下見していたポイント付近に到着したら覚悟を決めて川の中へAPCを前進させた。いくら水陸両用を想定したAPCとはいえ戦前のモノを修理したわけで、入水した途端に故障等が起きないか心配だったが...何とかなったようだ。さあ、進もう



ナショナルガード訓練場というかつては軍が所有していたであろう建物を発見した。まだ日没まで時間があるが、元々見通しのいいエリアに簡易拠点を展開して、例の依頼の指定ポイントへ徒歩で移動するつもりだったので、丁度いい。さて、ささっと拠点の展開を済ませてしまおう

ここまであらゆる準備を整えてきた。拠点を素早く展開し、今後も使えるように。時々見かけたことのあった軍用ロボ"ガッツィー"も設計図を元に製作し、防衛を担当させる。これで簡易基地の出来上がりね。しかし、展開を終えた所でどこからかフェラルグールがやってきた...



>Time: 夕方
今日はこのまま休むつもりだったが、奇妙な信号を受信した。救難信号だ。こんな時代に救難信号を発信できる装置が? しかもそんな信号を誰が受信するの? 信号源はこのナショナルガード訓練場の屋内を示していた。この拠点を攻撃するような奴が潜んでいても困る。確かめないと


屋内は暗く、静まり返っていた。だが...フェラルグールだ! 撃退しつつ、信号源へと進む。すると信号を発しているビーコンと思わしき装置と見たことがない制服を着た死体が見つかった。手にはホロテープが握りしめられている。ここで一体何が? テープに何かあるのかしら?


ホロテープには音声が記録されていた。B.O.S. ? アイツが残したデータベースを調べるが、見つからない? 見た限り軍人のように見えるが、そんな組織は知らない。これまでの活動ログを調べると、ダイアモンドシティの住民の誰かの会話でその単語が含まれていたログを見つけた。


私があの施設で眠ったのは核が落ちたっていう年より大分前だ。つまり、アイツは後に知っていてもこの組織についての情報をデータベースに追加する事は無理だったわけだ。あの施設は完全にオフラインで運用されていたのは出てくる前に確認していたから間違いない。

危惧はしていた。アイツは出来る限りの事をして生かすとは言っていたが、所詮研究者だ。今後もアイツが知らない未知の勢力と出会う事もあるだろう。ただ、少なくともこのBOSについてはこの連邦で姿をみたという話は住民の会話では1度も聞いていない。なのにこうして目の前に最近死んだと思われるB.O.S.所属と名乗る者の死体があるなんて... 用心した方が良いかもね。
>Time: 夜
外に出ると夜になっていた。明日、例のポイントへ向かおうと思う。
「B.O.S.」
最後に付け加えると、今現在のこの組織の目的は、あらゆる戦前のテクノロジー回収を目的としているらしい。つまり...私を"戦前の技術"として、発見されれば即回収しようとするだろう...少なくとも私が戦術人形であるということぐらい、200年経った今でも知っている奴は多い...回収される事だけは、死んでもお断りよ!

2288.1.6
>Time: 午後
昨日までの遠征の疲れが出たのか午後から出発する事になった。今まで見たことがない程の灰色な空がどこまでも続いている。指定していたポイントへ向かう間に近くで鳴り響く銃声。慎重に進まなければ

ミュータントの軍隊。辺りを警備し続ける軍事ドローン。稼働し続けている工場のような施設。どうやら市街地の外にも危険や物資を集められそうな場所が残っているようだ。今は任務を優先するけど、またこっちの方に来る事もあるかもしれない。



そして…あの建物ね、目的地は

>Time: 夕方
目的地を目視出来た所でグール達が運営していると街でも噂になっていた農場を発見した。グール自体は人間たちに忌み嫌らわれているようだが、この農場では非常に栽培が難しいモノを安定して管理できており、注目されているとか。何やら困り事があるようだが、今はちょっとね



ようやく辿り着いた。ここが指定されたポイントだ。それにしてもこの大きな施設は一体...? まずはここに居る彼の仲間に話を聞いて状況を確認しなければ... どうやら小包を奪い去ったのはレイダーらしく、近くにある製造所に逃げ込んだとか。回収しに向かうわ。



>Time: 夜
小包を奪ったレイダーが潜伏していた製造所の警備は手薄だった。しかも居るのは数人程度。これなら楽勝ね。そして、小包を手に取ると中から血清サンプルが出てきた。このまま彼の所へ持ち帰ればいいのね。しかし...これで一体何をするつもりなのだろうか。そしてこの施設は一体?



