YKRV.NET - Terminal[v2.0.0]

-----------------------------

anonymous@ykrv.net:~$ open sidemenu

Connecting...[OK]

Checking permissions...[OK]

//

// DEPLOYED SIDE MENU

//

 



?: ᙍᖶᙍᖇᘉᓿᖶᖻ >>µñkñ¤wñ ¢¤ñt€ñt

【Fallout4 x ドルフロ】Falls Frontline - Sizryavkaの終末世界活動ログ / Log_No.5

>>Previous log

【Fallout4 x ドルフロ】Falls Frontline - Sizryavkaの終末世界活動ログ / Log_No.4

>移行元 Twitterモーメント

【Part1】【Fallout4 x ドルフロ】Falls Frontline - Sizryavkaの終末世界活動ログ

【Part2】【Fallout4 x ドルフロ】Falls Frontline - Sizryavkaの終末世界活動ログ

【Part3】【Fallout4 x ドルフロ】Falls Frontline - Sizryavkaの終末世界活動ログ

2287.11.25

>Time: 午後

周囲に並んでいる装甲車をスキャンしてみた。どれも肝心な部品が抜けており、動きそうなものは無いように思えた。だが、1台だけ全てのパーツが揃っているものの、故障しているだけで修理すれば動きそうなモノが見つかった。もし修理できれば...この近辺で素材を探してみよう

写真: 廃車となった動かない装甲車が並ぶ場所を散策する人形達写真: 「これもダメね。動力系が死んでる。他には?」写真: 「...!これならいけるかも!」少し水に浸かる装甲車、スキャンしてみると、どうやらこれだけ動力がまだ生きているようだ

2287.11.26

>Time: 午後

素材が中々見つからない。しばらくはこの近辺で活動する事になると考えながら道を歩く。すると瓦礫に囲まれた冷蔵庫の中から声が聞こえた

「誰かいるの?ここから出して!」

一体何なの?立ち去るべき...いや、放っておくのは可愛そうだと思ってしまった。何故?何故そう思うの?

写真: 錆びた冷蔵庫の中から声と物音がする。そんなありえない状況に戸惑いながら、銃を構えつつ近づく人形達写真: 「お願い。この中で死にたくない。」冷蔵庫の中の声がそう告げる写真: 「爆弾から逃げる為に隠れたんだ。」写真: 「でも中には取っ手がなくて。それに真っ暗なんだ。」

抑えられない感情に流されて、冷蔵庫のドアを開けてしまった。すると目の前には子供と思われるグールが居た。漂う腐臭で平常心を取り戻す。

話を聞いた所、戦争が起きた日に爆弾から逃れる為にここに隠れて閉じ込められたという。では200年もここ居た事に... 信じられないわ

写真: 冷蔵庫のドアが倒れる。そこにはグールの子供が佇んでいた写真: 恐る恐る出てくる子供のグールを見る人形達

「お姉ちゃん、戦術人形って奴でしょ? カッコイイなぁ!」

「私は... うん。そう、そうだよ。でも他のとはちょっと違うかな」

「違う? 僕には違いはわからないけど...でも強いんでしょ? お願い! 僕のお母さんとお父さんを探して欲しいんだ! その力を貸して!」

写真: 「その冷蔵庫の中で一体何をしていたの?」事情を聞くSizryavka写真: 「何もかもが震えだして壊れ始めたとき、この中に潜り込んだんだ。」ビリーと名乗るグールの少年は言う写真: 「両親の所に連れて行って、お願いだ。昔の家まででもいいから」

はぁ...どうしてこんな事に。200年も経った今になって両親を探すと言って聞かない子供のグールが一人。説得してもダメ。その場を離れようとしても着いてくるし。ああもう! いいわ。私が助けたんだから、その後始末ぐらい自分でつけるわ。どうして開けてしまったの? 私は...

写真: ビリー少年を連れて彼の昔の家へと向かう。

【深層記憶領域: ダンプデータ】

* xxxx.2.19

隣の空き家に誰かが引っ越してきた。私と同じくらいの男の子と一緒のようだ。親に言われるがままに挨拶に向かう。名前は %!"'&' というそうだ。ニコニコとした表情で私を見つめている。君は私を怖がらないの? ...いや、何も知らないなら当たり前の反応か

* xxxx.2.20

'(1$%& が家に訪ねて来た。どうやら転校した学校で私と同じクラスになっていたらしい。私に届ける物があるからと、訪ねてきたようだ。でもおかしい? 私の事を学校でも聞いているはず... なのにどうしてそんな穏やかに接してくれるの? なんで怖くないの?

* xxxx.3.12

今日も大人達は恐怖に満ちた目で私を見つめつつ、あらゆる事を頼んでくる。まるで都合の良い道具のように... &)!""$% が最初に訪ねてきてから少し経ったが、あれから定期的に訪ねてくるようになった。私が話す事に興味があるらしい。珍しい人も居るものね

* xxxx.4.4

正直、ここまで長く関わってくる人がいるなんて信じられない。普通は数日で誰も相手にしなくなる。&)!""$%はまだここに通ってきてくれている。どうして? まだ1x歳の子供が考えすらしない事を語れる私を気味悪がらないの? どうして私に会いに来てくれるの?

* xxxx.4.22

周りの大人達が浴びせる視線は変わらない。けど、彼も同じだ。彼にも同じような視線が向けられている事に私は今更気づいた。彼も私と似たような者らしい。歳に見合わない異常な脳の発達...でも私とは異なる部分も多い。だが、だから君とは合うのだろう

...

...

「僕の家はあの街の外れにあるんd...」

「やあ、お嬢さん? そのグールに興味があるんだが」

この子に言われるがまま街の近くまで歩いていると怪しい男が近づいてきた。コイツが言うには生きたグールには価値があるらしい。その子を売ってくれと言われた...お断りよ下衆が

写真: 「それは損だな。気が変わったらキャンプにコイツを連れてこい」軽蔑の眼差しにうろたえもせずに怪しい男はニタニタとかすかに笑いながらその場を立ち去った。

「街が見えてきた! ほら! ...何!? あのゲート? こんなの知らないよ!」

この子の家がある街に来た。見たところガンナーがここを占拠しているようだ。どこを通っても見つかってしまう。厄介だけど、無理やり突破するしかなさそうね。

写真: 町の入口がゲートで塞がれている。そんなゲートを正面から堂々から開けて突破しようとする人形達写真: 町中を銃撃されながら着実に進む。だが、守りは手厚いらしく苦戦しているSizryavka達写真: 飛び交う銃弾の中、爆撃を要請しようと試みるSizryavka

>Time: 夕方

街の周囲からまだ銃声は聞こえる。どうやら別の勢力が近くで暴れているようで、こちらよりもそっちの鎮圧に向かったらしい。それでも何とか通り抜けるには十分な安全を確保できたが、物資が減ってきているせいで夕方まで掛かってしまった。あれが両親の家...だそうだが?

写真: 夕焼けの光が郊外に佇む大きな大樹を照らしている中、歩く人形達写真: ビリー少年が言うかつての家が見える。家の状態は他の者よりもメンテナンスが行き届いている用に見えた。まさかね?

「お父さん! お母さん! ...ねえ! ...ううっ」

「そ、その声は... ビリー、ビリーなのか!?」

驚くべき光景だ。この子の両親は生きていた。同じグールになって。人形である私にもこんな展開は予想できなかった。...これでよかったのだろう。

写真: 「ああ、なんてこと!」ビリー少年の母親であるキャロルが枯れたような涙を流すようにも見える表情を浮かべながらビリー少年を抱き寄せる写真: 「放射能で変わってしまったんだ。ビリーにも同じ事が起きたようだね。」少年の父親であるマットは言う

「おい! グール共、出てこい!」

写真: 「グールを寄越せ。特にその子供だ」町に入る前に出会った奴の声が聴こえてきた

「あの時に素直に引き渡していればいいものを...そのグールの子供を寄越せ!」

街を突破する前に取引を望んできたあの下衆野郎だ。どうやら何が何でも手に入れなければ気が済まないらしい。

私は・・・

写真: 私は...

私は、お前みたいな奴らは皆んな大嫌いなのよ! 来るなら来なさい! 下衆共! 守ってみせる

写真: これまでの戦い以上に激しく繰り広げられているかのような爆発、跳弾する弾丸の軌跡、火花が辺りを散らす

【深層記憶領域: ダンプデータ】

* xxxx.2.30

私の家に訪ねてきたあの日から今日でx年。今日もまた彼と会う約束をした。

「また一緒に... その時は...いいえ、続きはまた会ってからにでもしましょ?」

次に会う時には私は...彼に...

「居たぞ。コードziSプロジェクトの被験者候補だ。直ちに確保せよ」

...

...

襲撃者を撃退した後、あの子の両親にこれまで起きたことやこの子を今後も守っていく話を聞いた。今になってようやく、何故私がこの子を放っておかなかったのか...なんとなくわかった気がする。私の”器”が、助ける事を望んでいたの。ただそれだけの理由みたい。さあ、行こう。

写真: ビリー一家が感謝を述べながら頭を下げる。「本当にありがとう!またいつでも寄ってくれ!」 片手を振り挨拶しながら、私はその場を去った。

2287.12.1

>Time: 夜

「本当にありがとうお姉ちゃん達! またね!」

「うん。また機会があったらね」

あの家族を助けてから数日。通り抜けた街や周辺で装甲車修理の素材集めをしたり、一度ダイアモンドシティに戻って足りない部品を買い揃え、再び装甲車の前に立ち、修理を初めた...

「...やったわ!」

写真: Sizryavkaの眼の前には修理を終えた装甲車が佇む

アイツはこんな事まで想定していたのだろうか? 正直、修理できる気はしなかった。突然アクセス可能になっていた記憶領域に「もし使える戦前の装甲車を見つけたら」という題名であらゆる技術資料が用意されていたおかげでなんとか修理出来た。これで活動範囲が広げられる!

写真: 装甲車に乗りこみ、試運転を始める人形達

【APC - OS】

割り込み処理を確認..承認

例の資料にアクセスしたってことは、必要になったのかい? 装甲車が。少し手を加えて、威力は低いが弾薬を生産できる機構も追加した。君が生きる時代にそんな代物が残っているのかは疑問だけど、念の為だ。是非活用してくれ

【映像ログを再生中...】


…to be continue

>>Next Log

【Fallout4 x ドルフロ】Falls Frontline - Sizryavkaの終末世界活動ログ / Log_No.6