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>移行元 Twitterモーメント
2287.11.15
>Time: 深夜
一通り調べ終えた。少なくともこれはアイツのモノではない。インスティチュート。何度も街で聞いた組織の名前だ。どうやらここには組織から追放された者が人間の脳を組み込んだAI(物理的な脳)搭載型爆撃機を作り上げたらしい。人間が人間を材料にするなんて...狂ってるわ




2287.11.16
>Time: 午前
一晩をここで過ごした。出ていく前にわかった事がある。この爆撃機はまだ使えるらしい。ここの情報を元に手持ちの双眼鏡を改造してみた...少なくともこれで強力な武器を手に入れたのかもしれない。例え狂っていようと私には関係ない。生きる為なら手段は多い方がいいから


外に出ると大きな銃声。大きな廃棄場にミニガンをもったミュータント。そして何度もやり過ごしてきたとてつもなく頑丈なように見えるセントリーロボット。例の武器を試しておくには丁度いい機会なのかもしれない...
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>Time: 夕方
爆撃の威力は私達にとっては十分過ぎる程だった。ただ、あの研究室に置かれていた機体と見た目が異なるのは一体何だったのだろうか...? 疑問は残るが、物資もそろそろ乏しい。ダイアモンドシティへの帰路で沼地に潜む謎の原住民を撃退しながら今日はここで一休み。



2287.11.17
>Time: 夜明け
テントは寝心地が悪い。日が昇る前に少しでも知っている場所に着いたほうが良いと思い、早々に出発した。ドローンに守られた巨大な基地・かつては列車が停車していたであろう跡地や、廃墟となった住宅地を通り抜け、何とか戻ってきた...もう少し近隣の探索を優先すべきね




2287.11.18 ~ 11.24
再び周辺の調査。探偵へ用意された謎の下水道・アパートに蔓延る賊・ハルシジェン社という化学兵器を製造していた会社で起きた人間達の愚かな実験記録... 私を弄んだ奴ら以上に狂った奴らが居ることを知った。この土地に来てからも、人間には憎悪と疑心をぶつけて来た。



でも、ただ必死で今を生きようとする誠実な人々もいる。何度も街に来ているせいで顔を覚えられてしまったのかこの街に来る度に挨拶してくれる人が増えた。しかも私の名前まで呼んでくれる。人形とわかっていても、人間と同じように接してきてくれる人も居る... 何だか複雑な気分だ。私は...



2287.11.24
>Time: 夜
宿に入ると元人間と言うべきなのか? 放射線で変異したが、自我は消えずに精神を保っているグールと呼ばれる者が仕事の依頼をしてきた。ここ最近、周辺の賊を片付けたのもあって私の存在は知れ渡っている。いつもなら断る所だけど...依頼ぐらいは引き受けてみてもいいのかな?


2287.11.25
>Time: 午前
グールの依頼を引き受けた。だが、彼が指定してきた場所はここから遠い。そしてもう一つ問題がある。最近の探索活動範囲についてだ。もうこの街への往復をするだけで1日掛かってしまう程、範囲が広くなってきている。そろそろ安定した移動手段が無いと厳しい... どうしよう?


「Sizさん、今日も武器を売りに来てくれたのかい? それとも何か困り事かい?」
彼はアルトゥーロ。この街の武器商人だ。何度も取引に来た事もあって私を常連として迎えてくれる人だ
「最近、活動範囲が広くなってきていて困ってるの。何か移動手段に使えそうな物を知らない?」

「ああ、丁度それに答えられそうな話を知ってる。ただの噂だが、この街から東の海辺にまだ動くかもしれない戦前の装甲車があるという話が武器商人の間で噂されてる。ホントか知らないけど、あの辺りは人造人間だのがうろついていて危ないから皆んな近づかない。興味があるなら行くといい」


>Time: 午後
アルトゥーロから教えて貰った装甲車があるという場所に何とかたどり着いた。だが道中で見かけたことのあるガンナーという傭兵集団が辺りを占拠していた。奴らは傭兵と名乗っていても、見境なく襲ってくる事が多い。コイツらも結局は賊と変わりない。あの爆撃機に頼る時ね!




