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>移行元 Twitterモーメント
2287.10.28
>Time: 夜
奇妙な格好をした人と会った。この街の衛兵らしい。入り口の場所を親切に教えてくれた。移動すると入り口が閉まっており、パイパーという人間が「いいからドアを開けるんだ!」と叫んでいる。こんな事に首を突っ込みたくはないけど一刻も早く中に入らなければ。仕方がない。


話を聞いた。彼女は新聞記者で自分が書いた記事が嘘であるといわれ、ここの市長に追い出されたらしい。「中に入りたいの」と告げると私を商人と偽って、無理やり入り口を開けさせた。市長と彼女が入り口で大騒ぎしている中、これ以上巻き込まれないようにその場を立ち去った。


2287.10.29
>Time: 夜明け
まだ日を超えていないと思っていたが、街に入ると朝焼けが見えた。あれだけ道中は寂れていたのに、まだこんな街と呼べる場所があるだなんて..人間達もそれほどしぶとく生き続けてきたのだろう。私も彼らとほぼ同じだからなのか、なんとなく共感してしまう。まずは宿で休もう




>Time: 午後
「やめてくれ! 人造人間なんかじゃない!」「いやお前は偽物だ!」早速医師を訪ねようと広場にやってきた。なにやら大きな騒ぎが起きている。偽物と主張した人物は衛兵に射殺された。どうやら近頃この近辺で人造人間が人間と入れ替わるという事件が起きているらしい。

早速医師を訪ねた。本当は私を人間と同じ治療方法で処置すると治りが遅いのだが。私を見るなり「...ああ、君のような患者を診るのはあの時以来だ。」聞いた所、私のような者をかつて治療した経験があるという。実際回復は素早かった。偏見の目で私を見ない貴重な人だった。

ようやく地獄のような衰弱から解放された。 早速、店を歩き回る。正直言うと楽しかった。あの頃はひたすら逃げ回る生活。アイツの元で過ごしている間は地下生活。外をこうやって自由に歩ける。そしてこういう場所を回ってみたかった。アイツから聞いていたから。楽しいよと



2287.11.3
>Time: 午前
数日過ぎた。店の品揃えは非常に良いみたい。キャップさえあれば不足していた物資なんてあっという間に揃えられる。しばらくはこの辺りで活動しようと思う。その道中でスーパーミュータントと呼ばれる元人間や再びロボ軍団に出会う事もあったがなんとかなる。きっと大丈夫よ




【機密プロジェクト: SIZ 被検体観察ログ1】
xxxx.7.24
ここに連れて来られた当初は泣いたり助けを求めたり、誰かの名前を叫んだりもしていた。だが、もう自由にはなれないと悟ったらしい。今は協力的だ。無論、被検体へ薬の投与やなにやらの処置は一切禁じられている。だが彼女はこのまま...
xxxx.8.22
彼女は我々から何もしてはいなくとも、確実に精神を病んできている。こんな閉鎖的な場所にいればそうもなるのかもしれない。ただ、唯一誰かの名前をつぶやくことだけはし続けている。誰だかは知らないが、そいつは今何をしているのだろうか
xxxx.10.12
準備が整った。今日で彼女は融合される。あの素体と共に。彼女自身はとても落ち着いている。少なくともこの処置で彼女は彼女であり、彼女ではなくなるだろう。作り変えられる本人はどう感じるのか、興味はあるが自身で体験したいとは思えない
2287.11.5
>Time: 夜
今日も相変わらず稼ぎを得るために街周辺を探索している。放射線濃度が高くなってきた事もあって一旦落ち着ける場所を探していたら廃墟と思わしき建物から熱源反応を捉えた。警戒しながら中に入る... なに? ここは?「いらっしゃい。カメラで残せる記録って素敵だと思わない?」


中にいた人物に話を聞いた。どうやらここは店らしい。戦前ではカメラの現像等を行う店だった場所で商売をしているんだとか。だからといって品揃えは他の店と大差はないようだ。最近、街の品だけでは足りない物も増えてきていたので助かった。またここに来る事もあるでしょうね

2287.11.6
>Time: 朝
とある廃墟のビル屋上。戦前ではよく見られたパワーアーマー一式を揃えた謎の人物が佇んていた。ここまでの道中でそんな装備を持っている人間に出くわしたことはない。非常に危険だが、接触を図る価値はあるかもしれない。今の時代についてもう少し知る必要があると思うから。

よかった。とりあえず話は通じる相手のようだ... しかし、わけのわからない誘いをしてきた。レースですって? ...とりあえず、貴方の事は覚えておくから、気が変わったらまた会いに行くわ。




>Time: 昼
大きな建物を見つけた。1つしか見当たらないドアに近づくとインターコムから音声が流れる「ボストン公共図書館へようこそ。只今施設は閉鎖中です。中に入る権限をお持ちの方は職員IDを提示してください」他に入り口らしき箇所は見つけていない。適当な数字を呟くとドアが開いた



